SaboriChecker
北原 鉄朗
SaboriCheckerとは
休憩がてらちょっとネットサーフィンをやっていたら,いつのまにか2時間たってしまったという経験はありませんか.SaboriCheckerを使えばそういった事態を回避できます.SaboriCheckerは次の特徴を備えます.
- あらかじめ決めておいたキーワードをタイトルテキストに含むウィンドウが10分(変更可能)以上存在したら警告メッセージボックスを表示します(Linux版では強制的にスクリーンセーバを起動します).
- 一度警告メッセージボックスがされたら,警告メッセージボックスを閉じても,当該ウィンドウ自体をを閉じない限り,5秒(変更可能)ごとに警告メッセージボックスを出しつづけます.
動作環境
- Windows版
- Rubyがインストールされている必要があります.Cygwin版のRubyをインストールすることをおすすめします.
- RubyのWin32::GUITestが必要なので,インストールしておいてください.
- Linux版
- Gnome専用です(gnome-screensaverコマンドを使用します).
- Rubyがインストールされている必要があります.
使用方法
Cygwinから立ち上げて,そのまま普通に仕事します.動作確認をするには,WikipediaやYahoo Newsなどで適度にさぼってみてください.
c:\cygwin\bin\ruby c:\utils\sbrcheck.rb (←パスは各自の環境にあわせて変更してください)
という内容のバッチファイルを作って「スタートアップ」に入れておいてもいいでしょう(Windowsの場合).
Rubyで書いた単なるスクリプトなので,振舞いを変えるには直接スクリプトを書き換えます.
利用風景
SaboriCheckerを起動したところ.通常は最小化して利用します.
WebブラウザでWikipediaを開いてSaboriCheckerがそれを検出したところ.
WebブラウザでWikipediaを開いて10分経過したところ."Go back to your work"というキャプションの警告メッセージボックスが表示される.
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